2021-10-11 第205回国会 衆議院 本会議 第3号
○辻元清美君 立憲民主党副代表の辻元清美です。(拍手) 本日は、コロナ禍で苦しむ方々にお見舞いを申し上げますとともに、その皆様の思いをしっかり受け止め、会派を代表して、岸田総理及び関係大臣に質問をいたします。 岸田総理、御就任おめでとうございます。 さて、私は、現在、衆議院予算委員会の筆頭理事を務めております。総理、予算委員会、やりましょう。いかがですか。 私たちは、六月に国会が閉じられて以降
○辻元清美君 立憲民主党副代表の辻元清美です。(拍手) 本日は、コロナ禍で苦しむ方々にお見舞いを申し上げますとともに、その皆様の思いをしっかり受け止め、会派を代表して、岸田総理及び関係大臣に質問をいたします。 岸田総理、御就任おめでとうございます。 さて、私は、現在、衆議院予算委員会の筆頭理事を務めております。総理、予算委員会、やりましょう。いかがですか。 私たちは、六月に国会が閉じられて以降
○辻元委員 もう一つ、先ほどの答弁で、保安員の体制、離職率も高いと聞いております。そこも専門家からも御指摘があったと大臣が御答弁されましたけれども、この保安員が抱える問題、離職率がなぜ高いのかなど、国交省ではどういうことを把握されていますか。
○辻元委員 今、大臣の御答弁の中にも、保安検査をめぐるトラブルがあったという御発言がありましたけれども、国交省ではどんなトラブルを具体的に把握しているんでしょうか。
○辻元委員 立憲民主党の辻元清美です。 航空法等の一部を改正する法律案について、まず初めに、保安検査の受検の義務づけ等に係る制度の創設についてお伺いしたいと思います。 大臣にお伺いします。 今回の改正によって、国は、危害行為防止基本方針を策定することとなっております。テロの危険については今までもずっと指摘されてきたわけなんですけれども、なぜ今になって方針を策定することになったのか、もっと早くすべきだったんじゃないかと
○辻元委員 今、タクシー事業者が、後でちょっとそれを聞きたいんですけれども、私は、GoToワクチンというタクシーを走らせたらどうかと思っているんですけれども、後で提案したいと思うんです。 地方自治体でワクチンの優先接種をしているところもあると聞くとおっしゃいましたので、もしもその事例があれば、後で結構ですので、ちょっと知りたいのでお届けいただきたいということをお願いしたいと思います。 それで、大臣
○辻元委員 今、ワクチンについて、地方自治体ごとに御判断もあり得るかなというような御答弁でした。 それはちょっと、地方自治体に丸投げと今いきなり答弁されましたので、もしもそういうお考えをお持ちなら、ちょっと政府内ででもやはり調整しないと、混乱しても困りますので、調整をしていただけますか。
○辻元委員 立憲民主党の辻元清美です。 今日は、三原厚生労働副大臣にもお越しいただきました。後ほど雇用の問題などをお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 まず、赤羽大臣、公共交通をどうやって守っていくのかということ、非常に大きな課題になっております。基本的認識をお伺いしたいと思います。 私は、公共交通で働く人たちというのは、エッセンシャルワーカーを支えるエッセンシャルワーカーだと
○辻元委員 ちょっとワクチンについて、河野大臣、寝ていないよね、下を向いているだけね、伺いたいんです。 ワクチンがどうなるかというのが大きな決め手になるじゃないですか。それで、ワクチンは一回接種なのか、二回接種なのか、ファイザーのワクチンについて。田村大臣は二回ですよと言っています。やはり国民の間で不安が広がっているんですよ、何か数が足りなくなったら一回にされるんちゃうかなと。 ですから、ここは
○辻元委員 日曜日なんですよね。いろいろな人、解除されるかどうかということでいろいろな段取りが狂ってきますから、週の半ばぐらいかなと私は思っております。 やはり、この間、尾身会長の記者会見ですね、大阪などを解除するとき、相当緊迫していたというか、ちょっと怒っていたような感じもしたんですよ、私。専門家の話を聞いてほしいなと、私も慎重な意見を言いましたとおっしゃっていて。 総理は今、最終的には私の責任
○辻元委員 立憲民主党の辻元清美です。 総理、今、三月七日の緊急事態宣言の期限が来ます、最終的には私の責任で判断するとおっしゃいました。七日、迫っているんですけれども、いつ頃、判断がデッドラインだと思われていますか。
○辻元委員 今、篠原議員の質問に対して、支持率が落ちる話が出ました、その中で総理はこうおっしゃいました。さっき、コロナ対策への批判が多いとおっしゃったんです。どんな批判があると思いますか。何を望んでいるのか、国民は。どのように、どんな批判が耳に届いていますか。
○辻元委員 私たちは、政治によって救える命が救えなかったかもしれない、総理も私もその責任をやはり痛感して仕事をしなきゃいけないと私も思っています。 総理は、公助によって医療の話をされました。公助によって救えなかった命があるんだという責任はお感じですか。
○辻元委員 立憲民主党の辻元清美です。 総理、昨日も悲しいニュースがありました。また一名、搬送中にお亡くなりになったというニュースです。本当に心から御冥福をお祈りしたいと思いますけれども、病院に入りたくても入れなくて自宅で一人で孤独死する、救急搬送中に亡くなる、これは自己責任ですか。どのようにお考えでしょうか。
○辻元委員 民間の会社だったら通用しないし、そんな会社は信用を失って潰れてしまいます。私は日本を潰したくないです。今、新型コロナウイルスの感染症が広がり、ここで総理大臣が答弁する言葉がうそだったら、感染症対策でもしもうそが、いや、官僚にだまされました、秘書にだまされました、命にかかわる答弁につながるかもしれない。国会で虚偽の答弁をするということは、そういうことなんですよ。 道徳心とか愛国心、人一倍
○辻元委員 例えば民間の企業を考えてみてください。社長が、公の場で虚偽、うその説明を百回以上やって、社員にだまされましたと言いわけをして、通用しますか。社員には責任をとらせて、自分は何も身を切らずに、初心に返って全力を尽くします、こんなことが許されると思いますか。民間の企業なら、コンプライアンス失格、社長は辞職だと思いますよ。 これ以上のことをあなたはこの立法府でやったという自覚がありますか。御自分
○辻元委員 総理は、先ほど、私の政治責任は極めて重いとおっしゃいました。 私が予算委員会で質問したときも、私がここで総理大臣として答弁するということについては、全ての発言に責任が伴うとおっしゃいました。 国民の中には、議員辞職に値するのではないかという声があることを承知していますか。
○辻元委員 今の足立委員の発言について、私は、毎日新聞の二百十八億円の記事を引用して運動したことはございません。 というのは、その根拠について、私自身、何か確たるものがなかったので、他の委員や議員は知りませんけれども、私については直接あれを利用したことはございませんので、発言を訂正してください。(足立委員「それじゃ、私は辻元委員が、いいですか、会長」と呼ぶ)
○辻元委員 今、山下委員の方から、CM規制の法案についての言及がありました。 これは確かに野党の一つの党が出したというのは事実でございますが、実はこれは、野党間の合意がないからとかそういう話ではなくて、この国民投票法案をつくったときに、与野党で、このCM規制は非常に重大な問題であるということで、残念ながら衆議院では、最後、強行採決になりましたけれども、参議院の方で正式な附帯決議になっている案件なんです
○辻元委員 立憲民主党の辻元清美です。 この国民投票法は、先ほど船田委員からもお話がありましたように、成立は、十三年前に成立をしています。やはり、この十三年の間に、社会のありようや、またインターネットの問題など、大きく情勢が変わってきたと思います。 その中で、十三年前から懸案として積み残しになっていた論点の一つがCM規制だったわけです。この点などを含めまして、大阪での住民投票を体験いたしましたので
○辻元委員 今、社会の分断ということを申し上げました。私は、アメリカだけの話じゃないんじゃないかと思うんです。 この予算委員会でも、私、歴代十人ぐらいの総理大臣と議論させていただいてまいりましたけれども、総理が官房長官を務められた安倍政権、私はやじを飛ばされたりもしました。しかし、非常にこれはゆゆしき事態だと思ったのは、野党攻撃もひどかったんです、民主党政権は悪夢の時代だったとか。国民に向かっても
○辻元委員 いずれにしても、どちらかの方が大統領に選ばれます。 この後、総理は新しい大統領とどのように向き合いたいですか。
○辻元委員 立憲民主党の辻元清美です。 総理、まず最初に、今、アメリカの大統領選挙、開票が進んでおります。 一つお伺いしたいんです。 私、このアメリカの大統領選挙を見ておりまして、社会の分断、これは非常に懸念されると思いました。トランプ大統領になってから、フェイクニュースだ、フェイクニュースでないという応酬とか、更にこの大統領選挙がアメリカ社会の亀裂、分断を深刻にしていくんじゃないかという懸念
○辻元委員 持続化給付金の中抜き問題、それから、黒川問題もまだくすぶっています。さらに、河井夫妻の選挙違反の捜査も進んでいます。こういうことがあるから、国会を開いていていろいろ質問されたり言われたら嫌やな、そういうことも総理はあるんじゃないですか。だから、心の中では早く閉じたいなと思っているんですか。いかがですか。
○辻元委員 本当はやめたいんでしょう。十兆円の使い道も、五兆円はレッテルを張っただけじゃないですか。中身、さっぱりわかりません。それから、オリンピック・パラリンピックも、どうなるのか。来週閉めるということは、もう国会で議論しないで自分らで好きにやらせてもらいますと言っていることに等しいんですよ。 ですから、総理、来週閉めずにしっかりと議論していこうじゃないか、ちょっとぐらい言っていただいていいでしょう
○辻元委員 辻元清美です。 まず、総理にお伺いしたいと思います。 来週の水曜日の六月十七日、国会、会期になりますけれども、きょうのお話を聞きましても、まだまだ議論することはあると思うんですよ。私は国会を延長した方がいいと思いますけれども、総理、そう思いませんか。いかがですか。
○辻元委員 もうちょっとですか。 最後に、先ほど緊急事態のことがありましたけれども、これはやはり、まず法律で、「公共の福祉に反しない限り、」という憲法での条項もございますので、災害対策基本法や国民保護法制にのっとるような、法律での対応をまずしっかりしていくということこそ、私たち国会議員の責務であるということをつけ加えて、終わります。
○辻元委員 立国社の辻元清美です。 先ほど中谷委員の方から当時の経過の説明がございましたので、まず、そのことで一言申し上げたいと思います。 当時の国対委員長は、私、辻元でございます。中谷さんの見方を発表されたということを一言だけ申し上げたいと思います。 この委員会を開く開かないを含めて、現場の幹事、それから国会運営上、国対委員会でも話し合っているというのは、これは現状の運営のやり方です。これを
○辻元委員 前回もお聞きしましたけれども、全日空ホテルで三回、ニューオータニで四回、七回とも本当にその方式だったんですか。
○辻元委員 その委員長の采配、おかしいですよ。 委員長、私たち議員は、衆議院規則四十五条一項で、「委員は、」「自由に質疑し及び意見を述べることができる。」となっているんですよ。 それで、厳しいことを言っても受けとめてほしいんです。そうじゃないと、みんながイエスマンに議会がなったら、議会は大政翼賛会になってしまうと思うんです。 ですから、先ほど二度とこういうことはないようにと、五年前にも私におっしゃったんですけれども
○辻元委員 辻元清美です。 本日の委員会の冒頭、安倍総理から、今月十二日の私に対する不規則発言についての謝罪がございました。これは、私個人の問題だけではなく、行政府の長として立法府への謝罪であると私は受けとめました。 総理、五年前にも、その席で、安保法制のときに私に対して、早く質問しろよとやじを飛ばされて、謝罪されたのを覚えていらっしゃいますか。そのとき、総理はこうおっしゃいました。辻元議員の質問
○辻元委員 きょうは憲法から入りたいと思います。 まず、コロナウイルスに関連して緊急事態条項の話が出てきて、先日総理も御答弁されていますけれども、私は、今いろいろ不安が広がっている中で、緊急事態がないからあたかも何か対応できないような、そんなことは更に不安を増殖するし、それから、オリンピックを控えております。日本という国は、憲法改正して緊急事態条項をつくらないと感染症対策もできないのかというように
○辻元委員 これは、野党が呼ぶ政府に都合の悪い人はここに呼べない。そして、北村大臣、大臣ですよ、大臣が答弁できるはずなんですよ。呼んでいないのに、大臣にかわって答弁する人は自分たちだけで呼ぶ。これは立派な委員長と言えませんよ。 引き続き、和泉補佐官の参考人を要求します。
○辻元委員 辻元清美です。 まず最初に、委員長に申し上げたいと思います。 北村大臣の答弁が不安定ということで、北村大臣の答弁のフォローをする政府委員、官僚は採決をしてまでもここに、私ども質問者が呼んでいないのに呼んで、私はきょう、今問題になっている和泉補佐官を参考人として呼びたいと言っていますけれども、これは採決もせずに、闇に葬るように、呼べない。これは不公平、不公正な委員会運営だと思いますよ。
○辻元委員 私は、今回のこの感染症の問題、今後のためにも申し上げているわけです。ですから、ぜひお考えいただきたいと思いますよ。 特に、総理大臣の言葉や発言や振る舞いとか、それが信じられなくなったら、また何かうそを言っているんじゃないかというように思われるような政府であったら、危機は乗り越えられないと思います。 残念ながら、今、桜を見る会をめぐって、安倍総理は、全ての国民のための政治ではなくて、一部
○辻元委員 私、公文書が、ルールにのっとったというのもいいと思うんですけれども、もちろん、これは当たり前の話なんですよ。 しかし、いろいろ決めたことはいっぱいあると思うんです。一年未満で廃棄、問題が起こったら一週間で、ああ、これは捨てておこうというのが安倍政権の体質じゃないですか。 ですから、今回のことは、きちんと職員のさまざまな記録なども一旦保存する。すごく大事なことだと思いますよ。約束してください
○辻元委員 辻元清美です。 まず初めに、新型コロナウイルスの問題で、今、不安が広がっております。そこで、まず冒頭、総理に一つ約束してほしいことがあります。総理、聞いてください。 人々が不安になっているとき、政治にとって一番大事なこと、私は情報公開と政治への信頼だと思います。そこで、政府が何か情報を隠しているんじゃないかとか、うそをついているんじゃないかとか、そういうことが広がると、不安や混乱がパニック
○辻元委員 五分来てますか。 その共通認識なんですよ。それをさんざん議論してきて、前回、自民党も、占領時代の憲法から脱却するという発言がやっと出てきたんです。そういう共通の土台をここでつくって、さてどうするかという話だと私は思っております。 これは、国対委員長として、憲法審査会の運営に非常に苦慮してきました。不規則発言も出ました。それで与野党の信頼関係がつくれるのか。そして、国民と政治の信頼関係
○辻元委員 立国社の辻元清美です。 私は、この調査団の報告をお聞きするに当たり、今までの憲法調査会それから特別委員会、審査会での報告を全部読みました。私は、この海外での調査というのは非常に意味があるものだと考えております。 今回の報告については、三点、意見と質問があるんですが、一点目は、一回目の憲法調査会、十九年前ですが、その第一回に私は参加をいたしました。このときもドイツに参りました。ドイツに
○辻元委員 例えば、総理は今、就職氷河期の人たちの政策を言っていらっしゃいます。この就職氷河期というのは、バブルの後で本当にしんどい、今四十代の世代です。一番このとき有効求人倍率が低かったのはどの政権かといえば、小渕政権、森政権、小泉政権ですよ。 私、なぜこういうことを言うかというと、一千兆円の国の借金があります。特に総理は、おじいちゃんの時代から政治の大一家じゃないですか。戦前からでしょう。総理
○辻元委員 では、謙虚で丁寧かどうか。 私は、厳しい野党の質問というのは、行政監視及び政府の法案やそして予算、厳しい質問にも耐え得ることができたというのは、政府が出した法案、予算の正当性を高めることにもなると思うんですよ。 総理はいつも、一つ、私、総理に前から言いたかったことがあります。よく民主党政権と比べて経済政策を論じることがあります。私、あれはおやめになった方がいいと思うんです。総理の値打
○辻元委員 立憲民主党の辻元清美です。会派を代表して質問をいたします。 まず、総理にお聞きいたします。 来月、十一月二十日で歴代最長の総理になります。どのようなことを心がけて国会論戦に臨もうとお考えですか。
○辻元委員 皆様どうもお疲れさまでございました。非常に意味のある報告をお聞きすることができたと思います。 私は、今回の御報告を受けまして、私が考えていた以上に、やはり議会の多数と国民のコンセンサス、これの必要性を、御報告を受けて感じました。 それは、裏返せば、失敗したときのリスク。例えば、イギリスの国民投票等で国論を二分するというようなことがあった、またイタリアでもそうで、やはり失敗したときのリスク
○辻元委員 民進党の辻元清美です。 本日は、象徴天皇制についての私の考えの変遷と、そして、特に象徴天皇と平和主義との関係について意見を申し述べたいと思います。 三十年ほど前、私が学生のときに、先ほど御指摘があったような発言をし、天皇制に疑問を抱いたことがございます。それは、戦前の天皇と戦後の天皇のあり方について疑問を持っていたからなんです。 戦前の天皇制のもと、戦争で多くの若者が亡くなりました
○辻元委員 私は、先ほど中谷委員がおっしゃった自衛隊の制服組トップの発言に対する見解についてまず反論したいと思います。 これは自衛隊の根拠規定が憲法に明記されるのであれば非常にありがたいと思う、非常にありがたいと思うということは、憲法改正を歓迎する、憲法改正には賛成するととられる発言です。 言論の自由はあります。そして、一自衛官としてと前置きをされていますが、自衛隊法ではどうなっているか。自衛隊法